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【建設業界で転職したい人必見】転職エージェントを利用した転職活動7ステップ

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  • 転職したいと思っているけど…
  • 転職活動って具体的に何をすればいいの?
  • 転職エージェントを利用した転職活動について教えてほしい!

終身雇用が崩壊して転職が当たり前の時代になりつつある日本。建設業界においても、環境改善やスキルアップを目的とした転職を考えている人は多いはず。

私自身、新卒でゼネコンに入社して2年で別のゼネコンに転職した経験があります。現場で施工管理をして忙しい日々を過ごしながらも、転職エージェントを利用して転職活動をしました。

そこで本記事では、私の実際の経験を元に転職活動でやることを紹介します。この記事を読めば、「転職活動で何をするべきか」を明確に理解できます。   

転職エージェントを利用した転職活動における7つのステップを詳細にまとめました。建設業界で転職を考えている方はぜひ読んでみてください。                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

目次

転職エージェントに登録する

まず初めに転職エージェントに登録しましょう。建設業界への転職を考えている場合、必ず建設業特化型の転職エージェントを利用してください。大手ゼネコンや建設コンサルの求人が多いのはもちろん、建設業界に精通したエージェントによる手厚いサポートが受けられるからです。

おすすめの建設業特化型転職エージェントは以下の通りです。

転職エージェントに登録する際は、一般的に以下の情報を求められます。

  • 個人情報: 氏名、年齢、連絡先など
  • 職務経歴: これまでの職歴、スキル、経験など
  • 希望条件: 業界、職種、年収、勤務地など

登録自体は1分程度で終わることがほとんど。登録後に転職エージェントから連絡があります。登録内容の確認やエージェントとの面談日の調整を行ってください。

履歴書と職務経歴書を記入する

転職エージェントとの面談前後で履歴書と職務経歴書を記入します。この書類は、あなたのスキルや経験をアピールする重要な資料です。転職エージェントによっては、添削サービスを行っているところもあります。積極的に利用してください。

履歴書について

履歴書を作成する際は、厚生労働省が推奨する履歴書のテンプレートを使用するのがおすすめです。企業が履歴書に求める情報が網羅されています。以下からダウンロードしてください。

履歴書に記入する内容は主に以下の項目です。

  • 基本事項
  • 学歴・職歴
  • 免許・資格
  • 志望動機・自己PR・趣味・特技
  • 本人希望欄

これらの項目を簡潔に記入してください。履歴書に記入する内容の中で最も重要なのは志望動機です。企業の採用担当者は、なぜ自社に応募したのかを志望動機から判断します。応募企業で働きたい理由を具体的に記入しましょう。

職務経歴書について

職務経歴書は、履歴書に記載した職務経歴や自己PRの詳細を伝えるための書類です。履歴書とは異なりフォーマットが決まっていません。あなたの経歴に合わせて作成する必要があります。職務経歴書に記入する内容は主に以下の項目です。

  • 経歴要約
  • 職務内容(会社概要・工事概要・役割)
  • 経験・知識・スキル
  • 資格
  • 自己PR

経歴要約

経歴要約は、これまでの職務経歴全体を300字程度でまとめます。あなたの経験やスキルを簡潔に伝えましょう。字数が限られるので、企業が求める人材にマッチするように要点を伝えることを意識してください。

職務内容

職務内容は、コリンズ及びテクリスの情報を元に作成するのがおすすめです。コリンズやテクリスを参考にすれば工事概要を分かりやすくまとめることができます。また担当した工事でどのような職務を行ったのかを具体的に書きましょう。

経験・知識・スキル

経験・知識・スキルの項目は、箇条書きで良いので記載してください。建設業界の場合、ExcelやWordなどの基本的なPCスキルもアピールポイントになります。また、利用経験のある施工管理アプリを記入するのもおすすめです。

資格

資格の項目は、建築士や技術士、施工管理技士などの建設業界で必要とされる資格を優先して記載してください。受験資格がなくて一次試験のみ合格している場合でも、状況を書いた方が望ましいです。資格取得の意欲を採用担当者に示すことができます。

自己PR

自己PRは、職務経歴書内でも非常に重要な項目です。あなた自身の強みを応募企業でどのように活かせるかを記載してください。強みを3つ程度にまとめて見出しにすると、採用担当者にとって読みやすくなります。建設業界でアピールになる強みは、コミュニケーション力やマネジメント力などが挙げられます。

転職エージェントと面談して求人応募する

書類が作成できたら、転職エージェントと面談を行います。あらかじめ作成した履歴書と職務経歴書をもとに、下記のような内容について質問されることが一般的です。

  • 希望条件
  • キャリアプラン
  • 強みや弱み
  • 転職の動機

転職エージェントとの面談で最も重要なのは、転職のゴールを設定することです。転職活動を始める前にあなた自身で決めた「転職で成し遂げたいこと」を正直に話してください。エージェントがあなたの経歴やスキルを見て、現実的なゴール設定を手伝ってくれます。

また、転職エージェントは面談内容を元に企業への紹介状を作成する場合が多いです。履歴書と職務経歴書だけでは伝えきれない希望条件や人柄などを補足説明してくれます。紹介状に書いてほしい内容は積極的にアピールしましょう。

面談後、あなたに合った求人を紹介してもらえます。紹介された求人の中から、興味のあるものに応募してください。

適正検査と面接の対策をする

応募した求人が書類選考に通過した場合、適性検査や面接に進むことができます。求人応募してから次のステップまで2〜4週間ほどあるので、その間にしっかり準備してください。

適性検査対策

適性検査は、応募者が業務に必要な能力を持っているかを確認することが目的です。転職の際に実施される適正検査は、主に以下の2つです。

  • 性格検査
  • 能力検査

性格検査は、設問に対して自分に当てはまる選択肢を選ぶ形式が一般的です。素直に答えれば良いので、特に対策は必要ありません。

能力検査は、基礎学力や論理的思考力などを測定する試験です。国語や数学の問題が問われます。時間制限が厳しいので、対策をせずに受けると落ちる可能性があります。参考書を1冊購入して、最低でも1周は問題を解いてください。おすすめの参考書は以下です。

面接対策

面接対策は、転職活動において非常に重要なステップです。転職エージェントから企業情報や面接で聞かれそうな質問などを教えてもらえます。質問に対する答えを用意するなど、しっかり準備をしてください。

私が転職活動で準備した質問内容は以下の通りです。

  • 自己紹介をしてください。
  • これまでの経歴を教えてください。
  • 前職の退職理由は何ですか?
  • 当社を志望した理由は何ですか?
  • 長所と短所を教えてください。
  • キャリアプランはどのように考えていますか?
  • 今までの仕事で感じた不満は?
  • 仕事で失敗した経験を教えてください。
  • あなたを採用するメリットは?
  • 企業を選ぶ基準を教えてください。
  • 逆に質問したいことはありますか?

上記の質問のうち、志望理由と逆質問は企業毎に用意する必要があります。ホームページを調べるなど、企業分析を丁寧に行った上で準備してください。

逆に、志望理由と逆質問以外は、どの企業でも共通して答えることができます。一貫性のある方が、実際の面接で困りません。自己分析やエージェントとの面談で話した内容を元に準備しましょう。

面接に臨む

面接では、自信を持って自分のことをアピールしましょう。事前に準備した質問内容や企業分析をもとに、スムーズなコミュニケーションを心がけてください。面接時の注意点は以下の通りです。

  • 服装: オンラインでもスーツを着用
  • 態度: 笑顔で明るく元気に
  • 言葉: 丁寧な言葉遣い

特に重要なのは、笑顔で明るく元気に話すことです。面接とはいえ固くなる必要はありません。会話を楽しんでください。特に建設業であれば、コミュニケーション力が求められます。自信を持って話す姿は、面接官から見て間違いなく好印象です。

内定承諾して現職に退職の意向を伝える

複数の企業から内定をもらった場合は、どの企業に入社するかを慎重に検討しましょう。各社のメリット・デメリットを比較し、自分にとって最適な企業を選んでください。

内定承諾する企業を選ぶ際も、転職エージェントに相談することが大切です。各社の情報をもとに、あなたに最も合った企業を一緒に考えてくれます。

内定承諾後、現職に退職の意向を伝えましょう。転職先を決める前に退職の話を出すのはあまりおすすめできません。理由は以下の通りです。

  • 現職に引き留められてもはっきり断れない
  • 好条件を提示された場合に転職するべきか悩む

現職に残るべきかどうかの悩みは、転職活動を始める前や転職エージェントとの面談時に終わっています。希望通りの企業から内定をもらえたのであれば、現職に残るという選択肢はないはずです。現職からの引き留めに対応したり悩んだりする時間がもったいありません。内定承諾をした上で、スムーズに退職の話を進めてください。

退職手続きと入社手続きをする

内定が決まったら、現在の会社で退職手続きを進めます。また、新しい会社に入社するための手続きも行います。

退職手続きについて

退職の際は、業務の引き継ぎはもちろんPC関連機器の返却や書類の提出などを行います。有給や福利厚生が残っている場合もあるので、職務規定をよく読んで退職準備を進めましょう。会社にもよりますが、私がゼネコンを退職する際に必要だった手続きは以下の通りです。

  • PC関連機器の返却
  • 社員証等の返却
  • 退職願の提出
  • 秘密情報破棄同意の書類提出

入社手続きについて

入社手続きでは、様々な書類の提出が求められます。前職から受領する書類や、卒業した大学で発行する書類など、各方面で準備が必要です。新しい会社の担当者と密に連絡をとって、漏れがないように書類の準備を進めましょう。私が入社手続きで必要だった書類は以下の通りです。

  • 住民票
  • 年金手帳のコピー
  • 家族情報等の人事書類
  • 資格免許証
  • 給与賞与口座のコピー
  • 健康診断書(直近3ヶ月以内)
  • 健康保険被保険者適用除外承認申請書
  • 通勤経路記入表
  • 誓約書
  • 雇用保険者被保険者証のコピー
  • 卒業証明書(最終学歴)
  • 成績証明書(最終学歴)
  • 退職証明書(現勤務先)
  • 源泉徴収票
  • 住民税納付書または給与所得者異動届出書
  • JACIC登録履歴

【まとめ】転職エージェントを利用して納得のいく転職活動をしよう

この記事では、転職エージェントを利用した転職活動の一連の流れを解説しました。転職活動でやる7つのステップは以下の通りです。

  • 転職エージェントに登録する
  • 履歴書と職務経歴書を記入する
  • 転職エージェントと面談して求人に応募する
  • 適性検査と面接の対策をする
  • 面接に臨む
  • 内定承諾して現職に退職の意向を伝える
  • 退職手続きと入社手続きをする

私は、上記の手順で転職活動を進めて希望する企業に転職することができました。転職エージェントを利用したからこそ納得のいく転職活動ができたと思います。転職活動は、人生における大きな転換期です。転職エージェントのサポートを最大限に活用し、スムーズに転職活動を進めてください。

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この記事を書いた人

ツッキーのアバター ツッキー 土木施工監督

【20代土木施工監督】
橋づくり3年目
土木施工管理の仕事で得た経験と知識を発信

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